”最速と最軽量が一つに”Madone SL インプレッション平坦編

6/28に発表された新型マドン。エモンダがマドンに統合されてGen8(Generation 8、第八世代の意)になり、エモンダのような軽量さとマドンの平坦巡行性能を兼ね備えたバイクになった、とのことで期待をいただいている方も多いのではないでしょうか。

かつて万能ロードとして開発されたマドン7の頃へ戻ってきたとも言える今回のフルモデルチェンジ。まずは平坦での高い巡行能力が本当かを確かめるべく、実走してきました!

カスイチなど平坦での向かい風のコンディションも多い当店周辺の厳しめなコース事情で、個人的に期待している性能を出してくれるのか、楽しみにライドへ出発しました!!

車体とカスタム紹介

その前に、今回インプレで使用したMadone Gen8の車体グレード、及びカスタム箇所をご紹介します!

車体:マドン SL 5 Gen 8

車体は105の機械式を搭載したSL 5のMサイズ、カラーはHex Blue。

完成車の状態で公称重量値はMLサイズで8.7kgとなっており、SL 5グレードが存在したEmonda SL 5は56サイズ(Madone Gen8でのMLサイズ相当)で9.05Kgとなっているので、おおよそ300gほど軽量になった試算です。

Gen 8はMadoneのように速く、Emondaのように軽い”最速と最軽量が一つに”がテーマのバイク。

試乗に使用したマドン SL Gen 8
今回のインプレに使用したMadone SL 5 Gen 8 カスタム。

エアロロードとしての今までのマドンと一線を画したフレーム形状をしており、サイドからの見た目はIsoFlowが装備されて進化したエモンダ?と疑いたくなる細さ。

ダウンチューブはGen7までカムテールヴァーチャルフォイル形状と呼ぶものを長く採用していましたが、フルシステムフォイルという新しい設計へ変更。

フルシステムフォイルはフレーム単体での空力ではなく、ホイールとボトルまで含めたシステム空力での設計となっているため、下記画像のシートチューブやダウンチューブ単体の形状を見てみると、これ速いのかな…と思ってしまう形をしています。

バイク全体を翼として設計したというフルシステムフォイル
フレームだけではなく、バイク全体を翼として設計したというフルシステムフォイル。

マドンGen7を始めとするエアロロードの形状をご存じの方からすると、この形状で本当に同等の速さを得られるのか?と思うはずですし、私もその一人ではありました。

資料を読んで頭ではわかったつもりが、実際はどうなんだろうか…といった気持ちと、きっとうまく融合したバイクが出来上がっているはず…と思う気持ちで揺れていました。

下はインプレ時に使用したホイールとタイヤのご紹介です!

ホイール:Aeolus Pro 49V

ホイールはロード、グラベルなど太めのタイヤを履かせられるアイオロスPro 49V。OCLV NEXTと呼ばれるサーモプラスチックカーボンを使用したホイールで、乗り心地が良く、振動減衰特性に優れており、700 x 28cタイヤを履かせた時に空力性能が最適化するよう設計。

700 x 28cのR3タイヤの場合、Aeolus Pro 49Vは他のリムハイト51mmのBontragerホイールラインと比較すると速く走れるんですよ…。

太いタイヤ向きのホイールはロード、ましてやマドンには向かないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は隠れた名品だと思っていて、速さと乗り心地が同居するいいとこ取りなホイールなんです。

チューブレス運用が前提ですので空気圧を低めに設定することで硬さもあまり感じず、ロングライドにも向いています。今回の平地インプレッションでも期待通りの性能を発揮してくれました!

試乗で差し替えたホイール、アイオロス49V
重量はフロント690g、リア865gの合計1,555gとなっています。

タイヤ:シュワルベ プロワン TLE 700x28

タイヤはシュワルベ プロワン TLE 700x28をチョイス。チューブレスの中でも乗り心地の良さとグリップの高さが気に入っており、転がり抵抗の低さもチューブレスというカテゴリーの中では申し分ないレベル。

今回の49Vホイールとの相性も良く、下りでの安心感が欲しい方やロングライドでの振動吸収性の高いタイヤが好みの方にはオススメ!

シュワルベは名称がチューブレスイージーなのですが、ホイールとの相性はあるものの、イージーと言うだけあって装着がものすごく容易です。

タイヤはシュワルベプロワンTLE
重量は1本あたり280g。

走り出しの前に

平坦はカスイチショートで確かめました!!とても暑いこの日は向かい風の区間も多く、エアロロードとしての平坦巡行性能を試すには絶好のコンディション!

ホイール、タイヤを交換すると7㎏台に入るかどうかなので、お世辞にも軽いとは言えない。8㎏台と聞くとあまり軽そうなイメージもなく、中途半端な重量で重くなく軽くなく、といったところでしょうか。

マドン SL 5
Madone SL5は完成車の状態で8.7㎏。

走り出す前に考えていたのはトレックのバイクが持つ特徴のことで、トレックのバイクはカタログスペックの重量だけ見ると、同クラスの平均的な重量に落ち着いていることが多いです。

数字上の重量だけ見ればそうなんですが、いざ走り出すと重量から期待していなかった走りが出てくるのは毎回不思議なところ。ずーっとトレックに触れてきて何度も味わった、重量はこんな感じで、とりあえず乗ってみて…あれ、なんかいい感触だぞ?これいいな!!というお決まりのコントをフルモデルチェンジの度に味わせてくれるのは、トレックならでは。

お客様も乗り換えの方であれば重量を見るので重量の反応は驚くものではないものの、試乗すると好感触でお戻りになっていただける、自分のもっとも好きな瞬間の一つだったりします。

その経験からトレックのバイクにおいては重量など関係ないと理解していたし、エモンダとマドンを融合して完成したこの力作がどんな味付けに仕上がっているか?期待感いっぱいに走り出すことにしました。

低速域

漕ぎだしは重量の軽さからくるスイーと前に出ていくような感触。ストップアンドゴーが多いりんりんロードでも、停車後の漕ぎ出しや減速からの再加速が得意なタイプの加速を見せてくれる。

そこで頭をよぎったのは、低速域の走り出しはエモンダによく似ている!エモンダオーナーの方ならお馴染みの、走り出しから巡行速度までの軽快な加速力はしっかりと受け継がれており、SLであっても軽量さが失われているような印象はなく、ホイールとタイヤを変えて8㎏台、ギリギリ7㎏に入っているかどうかのバイクとは思えないほどの出足。

走り始めから低速
低速域の動きは、紛れもなくエモンダを感じられた。

ストップアンドゴーを何度か繰り返してみて、やっぱりエモンダの軽快な加速そっくり…以前乗っていたエモンダSLの印象にかなり近い!

低速域での印象はエモンダでしかない、現時点で期待が膨らむ。この軽快性と速度が上がるにつれてマドンGen7と同等のエアロ性能を併せ持っていたとしたら…マドンのエアロロードとしての特徴を再現できていたとしたら…と期待を高めながら速度を上げてみる。

中速域から巡航速度

パワーをかけて速度を上げていくと、BB周りの剛性が高く、エモンダで感じられた優しくいなしてくれるようなBB周りの感触はない。平坦でのかかりはよく、パワーのあるライダーであってもBBが踏力を受け止めて推進力へと変換する能力が高いと感じた。

エモンダの気分でマドンを感じ始めていたところで、中速から巡行域へ続く速度の上がり方がエモンダと違う。エモンダの軽さ任せな加速ではなく、エアロロード特有の空気抵抗を感じずに前へ前へと進んでいくような感触…。

BB周りの剛性が高いこと、エアロロード特有の空気抵抗を感じずに速度が上がること、この二つはGen7のマドンで感じられた特徴で、巡航速度まで達する間にエモンダとマドンの両方の特徴が落とし込まれていることに好感触!

BB周り
BB周りのボリュームは意外と控えめ。見た目からは想像できない剛性がある。

この日はカスイチをする方ならお馴染みの向かい風!このコンディションでカスイチを走った時、エモンダもドマーネもゴーっと吹いてくる向かい風に推し戻される感覚と格闘しながら、向かい風終わってくれと思っていたはの自分だけではないはず(笑)

このバイクには押し戻される感覚がない。 Gen7の時にも風の抵抗を感じなかったが、それを上回るほどではないものの、確かにエアロロードとしての同等の素質を備えている。風が強くなればさすがに速度は落ちるが、この日の向かい風では強烈な減速や漕いでも進まない感覚を感じさせなかった。

エモンダはエアロ化したといっても、マドンほどは空気抵抗のなくなる感覚はなかった。Gen 8は低速ではエモンダ、巡航速度域ではマドンのような特徴を乗り手に感じさせてくれるところから、2車種の融合は上手くいっているのではないだろうか。

速く走れる人でなければ、エアロロードの効果はないのか?

エアロロードは高速域でなければ恩恵がないと思われがちだが、そんなことは全くない。

高速域でなくても…。
プロのような速度でなくても、恩恵はしっかりある。

思い出していただきたいのは、りんりんロードやカスイチであれば毎回のような向かい風。平坦好きな方はずーっと向かい風にさらされるとりんりん峠、カスイチ峠になってしまうし、川沿いのサイクリングロードも風が強いと峠になってしまう。ヒルクライム好きの方ならば、登り始める前に自走で筑波山周辺に上りに行く際は避けられない部分だ。

平坦が好きな方にとっては気持ちよく走れる区間が苦行になってしまうし、ヒルクライム好きな方にとってみれば登りの楽しい区間を前に無駄に脚を消耗してしまい、何一ついいことはない。

巡航速度が高くない方でもエアロロードの恩恵を最も感じられるのは向かい風の時。風が限りなくない時に比べれば速度は確かに落ちているのだが、空気にぶつかりながら進んでいる感覚は全くない。

体力的にも精神的にもあまり辛いと思うことがなく、これだったら全然いけるじゃん!!と思わせてくれるのがエアロロードの最大のメリットだと思っていて、向かい風でない時は今までより速く走れて楽しい。例えば週末にサイクリングを楽しむ方がエアロロードに乗る意義は、今よりも走るのが楽しくなるから。これに尽きると思っています。

リムハイト50㎜付近のホイールとエアロフレームの組み合わせで、横風は大丈夫だろうか…という不安をお話しいただくこともございます。回答はGen7であっても意外と横風でふらつくこともないので、Gen8はGen7マドンやエモンダと比較しても問題なく安心して乗ることができるバイクです。

エアロロードというのは速いライダーだけにフォーカスされて作成されたフレームではなく、一般のサイクリストにも速くて楽、そして楽しさの恩恵があるものだと個人的には考えていたりします。

当店でも試乗できますので、気になる方は試乗しにご来店くださいね!!

お次はサイクリストの方には欠かせないお題目である、Gen8の乗り心地についてです。

快適性

改良されたIsoFlow

Gen7から搭載されたIsoFlowですが、Gen8の資料を読んでいる時にIsoFlowは改良されたとの記載あり。

その中の一文が "Madone Gen 8の最新IsoFlowテクノロジーは、従来よりもさらに軽く、垂直方向のコンプライアンスが最大80%向上。路面振動を巧みに吸収するので、長い時間、力強く走れます。"

垂直方向のコンプライアンスとは何ぞや…よく使用する意味の法令順守な訳がないし(笑)

Googleで早速検索…追従の意味合いがあるそう。垂直方向の追従性がGen7と比較して最大80%向上した、という解釈で間違いなさそうですね。これを知ったのは、このブログを書くために資料を読み直している時だったのですが…。

下のスライドショーで1枚目はGen7、2枚目はGen8のIsoFlow部分を見比べることができますが、形状が大きく変化してはいないようですね。

知らずに乗った感想をそのまま書きますのでちぐはぐな感じはあるかもしれませんが、温かく見守ってくださると幸いです(笑)

実際のライドを通して

カスイチは意図的に止まって休憩しない限りは走りっぱなしもできてしまうことから、今回は快適性や脚への負担がどれくらいものなのかを確かめるために補給以外のストップはせず、淡々と走り続けてみました。

IsoFlow部分が大きく動くように改良が入ったのか、ドマーネのIso Speedに近いくらい、確かによく突き上げをいなしてくれる。同じセットアップのエモンダに乗っていた時は、フレームではなくチューブレスタイヤに頼っているような印象があった。

実はドマーネをGen2、Gen3ど乗り継いできており、Gen4は所有こそしなかったものの乗ったこともあったので、振動吸収にはまあまあウルサイ方だったりします(笑)

ドマーネユーザーの方がGen8に乗っても、乗り心地の良さを感じるところがあると思います…。動いているところが確認できるわけではないものの、IsoFlow周辺がよく動いている(しなっているイメージ)。

Gen8のIsoFlow
改良されたIsoFlow。追従性が最大80%向上。

改良された部分は強度を担保しつつしなりを持たせるとか、よく動くような設計に改良されたような印象。(この時点で資料を見逃している…笑)

試乗はバイクの素性を確かめるために行うものですが、マドンの場合速さにフォーカスされがちです。Gen8は是非とも乗り心地も気にしてみて欲しいのです。

他のレースバイクで乗り心地がこれほどいいものはあまりないかもしれない。それでいてエモンダの軽快性とマドンのエアロロードとしての素性を持ち合わせているのだから、何も言うことはない。

速くて軽くて乗り心地がいい。好みはあれど、Gen8は多くのサイクリストが望む形を具現化させてきたと言ってもいいかもしれない。

これだけフレームの振動吸収力が高いとチューブレスタイヤが組み合わせたホイールを履かせるだけで、あっけにとられるほど快適な乗り味となってしまった。いやはや、予想以上の快適性を確保できている仕上がりに脱帽だ。

脚に対しての硬さ

何種類ものバイクを乗り継いできた方なら、硬いバイクに当たったことがあるかもしれません。

一般的にはエアロロード、ヒルクライム向けロード、エンデュランスロードの順で剛性が高いことが多く、トレックはマドン→エモンダ→ドマーネの順で剛性が高くなっています。

速く走れて反応もよく、走っていて楽しいけど脚がすぐ疲れてしまったり、長い距離を乗るのが苦痛だったり…様々な経験から、フレームが硬いバイクを経験したことがある方もいらっしゃると思います。

Gen7のマドンSLRは特にBB周りの剛性が高く、どんなにパワーのある人間が踏み倒しても受け止め切れてしまう剛性の高さを持っていました。

自分でライドした時にも瞬発力の高さや巡航性能の高さが楽しい反面、今年(2024)のジロ・デ・イタリアでポイント賞のジョナサン・ミラン選手が1700Wを出したスプリントも受け止め切れる剛性の高さに、当然脚は売り切れ。

プロのスプリントも受け止める
SLRはプロの脚力も受け止め、高い推進力に変換する能力は一級品だ。

先ほど低速域の部分でBB周りは剛性が高いと記載し、乗り心地の部分では非常にしなやかである。実際、マドンGen8でカスイチショート、90㎞を3回の補給(いずれも5分以内)で走り終えた後はどうなのか…。

実はタイヤの空気圧も剛性に大きく寄与するため、エモンダSLに乗っていた時とホイール、タイヤの銘柄、空気圧は全く同じでインプレに臨んだが、エモンダの時よりも脚の疲労感は少なかった。

人間なのでその時のコンディションによっても感じ方は違うため、純粋にフレームの剛性面の話にはできないが、エモンダとGen8のSLに限った話で言えば大きな差はないか、Gen8の方が疲れづらいといった印象だった。

お次は変更になったジオメトリの面から、ポジションベースでのインプレです。

新しいロードレースジオメトリー

Gen8マドンから新設定されたジオメトリーである、ロードレースジオメトリー。

ただH1.5を呼び名だけ変えたものではなく、Road Raceジオメトリーは”以前のH1.5ジオメトリーにとても似た速くアグレッシブなライダーポジションを提供します。”との記載があるので、マドンGen7、エモンダとジオメトリを比較してみると、数値が異なる部分がちらほらと。

今回のマドンGen8はMサイズ、以前乗っていたエモンダは52サイズ。マドンGen7も同じジオメトリなので、フレームスタックは53.3㎝。

エモンダSLジオメトリ表
エモンダのジオメトリ。52㎝でのフレームスタックは53.3㎝。

フレームスタックとは地面からヘッドチューブの頂点までの寸法のことで、これが長いとハンドルの取り付け位置が高いことになります。

気になるGen8マドンのフレームスタックは+1.3㎝の54.6㎝。あれ、かなりハンドル高いんじゃないか…?

マドンGen8ジオメトリ
フレームスタックの部分に注目。Mサイズは54.6㎝。

そう思ってドマーネのジオメトリ表を確認すると…サイズ52で56.1cm。流石にドマーネほどに高くはなかったものの、以前のH1.5に比べると乗りやすくなっているのはもちろんのこと、ロングライドでも全然問題なく乗ることができそう。

自分はものすごい体が硬いため、ハンドルが低めのバイクの場合肩が痛くなってしまうこともあったんですが、Gen8はカスイチショート程度の距離であれば全く支障がないレベルのポジションで、普通に乗りやすかったので好印象。

ロードレースジオメトリーという名から想像するほどアグレッシブなポジションでもなく、一般ライダーにとって乗りやすくまとまっている点は、新ジオメトリは歓迎すべき部分として受け入れられそうです。

平坦を終えて

平坦でのインプレを終えて、Emondaのように軽く、Madoneのように速い”最速と最軽量が一つに”を謳っているGen8は高い次元で2台の特徴を引き継いでおり、それはSLであっても高次元で妥協なく作りこみがされたことをうかがわせる性能だった。

マドンGen7にお乗りの方はGen8に乗り換えてエアロロードの特性が薄れることがなく、ストップアンドゴーでもエモンダの軽快性をもって楽な発進が可能だし、改良型IsoFlowは間違いなく乗り心地が向上している。

エモンダにお乗りの方はエモンダの軽快性はそのままに、マドンのエアロロードとしての性能が付与され、乗り心地が更によくなる。

ドマーネにお乗りの方は同等とはいかないものの、高い振動吸収性を備えつつ、軽快性とエアロロードの巡航性能の高さを手に入れられる。ポジションがやや前傾になる部分は要確認だが、軽くて速く、乗り心地のいいバイクをお求めであれば、乗り換え候補に推したい。

カスイチを終えて
SLでも申し分のない性能を見せてくれた。

Gen8の仕上がりは、ミドルグレードとは思えないほど高い完成度なのは間違いない。今回の試乗でSL 5でタイヤとホイールを交換しての実走となったが、フレームの基本性能が全方位に高いため、足回りのホイールとタイヤを高性能なものに交換してあげると、本来のポテンシャルが見えてくる。

軽量ではあるがエアロロードの性格も併せ持つため、リムハイト30㎜台と重量面でも大きく変わらない50㎜近辺のホイールが最も性能を活かすことができそうだ。チューブレスタイヤを組み合わせれば、ドマーネ乗りの方でも納得の乗り心地を提供してくれる。

平坦においてはエモンダの軽さ、マドンの速さの二つを高い次元で融合しており、乗り心地においても高い次元の振動吸収性を示してくれた。登りには行かず、平坦をメインで走る方にとっては、ここがちょっと…という物足りなさを感じることもない、本当にオススメできる完成度の非常に高いバイクだ。

SL 5で45万円という価格設定は、カーボンロードのエントリーとして存在するSL 5としては高額に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、この性能であれば納得いただける金額だと思えるほど。

当店では今回のレビューに使用したバイクの試乗も可能なので、ご購入前に試乗をオススメしたい。

試乗プログラムと試乗車一覧

当店では店内自転車の試乗が可能です!車種のご紹介と試乗時のお願いも記載がございます。

時間が取れ次第、ヒルクライムでの性能レビューも上げますのでお楽しみに!!

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